今から700年前、マルクという少年がいました。マルクは、湖でたちしょんをしていました。終わって帰ろうとしたとき、白い人が
現れました。
「お前が落としたのは金の尿かそれとも
銀の尿か」
少年は
「黄色いほうです。」
と答えたら
「お前は正直者だな。両方の尿をあげよう。」
少年は喜んだ。  が
「ただし!今度ここで立ちしょンをしたら!池の中にひきぞりこむからな!!」
神はものすごく怒っていました。
マルクは怯えながらすぐに帰りました。
マルクの家の中にはガルク、ナルク、ラルク、ジルク、マルクの合わせて五人家族です。マルクは、金の尿、銀の尿を見せました。
ジルクは
「お前それどこで手に入れた?」
マルクは
「湖で立ちしょンして、白い人が現れて
正直に話したら貰えた。」
と答えました。

ジルクは翌日、
あの湖で立ちしょんをしました。
「よし。この後はなんでも正直に答えればいいんだ。ふふふふふ・・・」

        がし!

「ん?」
ジルクの足に手がつかまれていて、
力強く引っ張っていた。
「ああああああああああああああ!!!!」


       三分後
「ねえお兄ちゃん」
「なんだシェリネ」
「この湖赤いよ」
 




            めでたしめでたし