文がめずらしく新聞を窓を開いて入れてきた

少し、悲しそうな顔をしていた。

そこには、『博麗の巫女死ぬ』と書いてあった。

死因は、謎の病だという。

霊夢が病にかかったとは知っていたが、まさか亡くなるとは。

僕は、結構な喪失感を抱いた。

その、博麗の巫女が残した手紙があるのだそうだ。

幻想郷で親しかった者たちへの手紙、当然僕への手紙もあった。

皆からは、大体『さようなら』等、軽率で分かりやすく、3行くらいしかなかったが、

僕のは少し違うらしい。




 霖之助さん霖之助さん霖之助さん霖之助さん霖之助さん霖之助さん霖
 之助さん霖之助さん霖之助さん霖之助さん霖之助さん霖之助さん霖之
 助さん霖之助さん霖之助さん霖之助さん霖之助さん霖之助さん霖之助
 
 いつもお茶を飲ませてありがとうございました。
 つまらない話も聞いてくれてありがとうございました。
 しんでしまう、私はもう死んでしまいますので。一つ
 よろしいでしょうか?
 にねんまえ、私はある事に気づきました。
 しらなかった、私も。私はあなたに好意を持っていました
 ねえ、霖之助さん、あなたも私と……………





この手紙を見て、何を伝えたいのかは僕にはよくわからない。

すると、玄関から客が来たそうだ。

紫も寝ている時間だし、魔理沙も神社で霊夢の死を悲しんでいることから魔理沙でもないだろう。

僕は、客を店に入れるべく扉を開けた。