今から900年前に、糞デレラという立派な男がいました。
糞デレラはとてつもなく豊富な家に住んでいました。もちろん奴隷としては扱われませんでした。そこで、糞デレラはある一人に恋をしました。
それは王子様です。
そのひとに夢中でいつも写真を口づけしてました。
それをみたじいはいつも影で泣いてました
「死にたい」と。
糞デレラは一度も王子様に会ったことがありません。そしてついに舞踏会で会える日がやってきました。
糞デレラはとても大喜びでしたが、お姉さん達は青ざめてました。糞デレラは王子様に恋してる。
王子様がそれを知ったら大変なことになる。首切りじゃすまないかもしれない。お姉さん達は何としても行かせないように糞デレラを説得した。
「糞デレラ!舞踏会へ行ってはダメよ!」
「どうして!?」
「当たり前じゃない!」
「王子様があなたを見たら心臓止まるわよ!!」
「そんなわけないわよ(^^)」「あんた立派な男だわよ!!」
「王子様はホモだと思ったらおお間違いよ!!」
「酷い!酷過ぎるわ!!」
「あたし酷いこと言ってんのか!?」
「当たり前なこと言っただけよ」
「絶対に王子様のハートをゲッチュするわ!お願い!行かせて!」
「ゲッチュできるわけないわよ!」
「うるせえええ!ゲッチュして嫁さんになる決意を持ってんだよ!諦めてたまるかああああああ!!」
「生首になる決意しか思えないわよ!!」
「死ぬ気!?」
「だまれえええええええええええ!!」
「暴走する気だわ!」
「捕らえろ!!」
こうして糞デレラは動かないよう鎖に巻かれ、お姉さん達だけで行くことになった。
「じい」
「はい」
「なんで行っちゃだめなのよ」
「自殺行為だからです」
「どこが自殺行為よ!」
「当たり前じゃないですか!間違いなく死にますよ!」
「ああ、魔法使いよ、どうかあたしを舞踏会に連れてって」
「無理でしょう」
そのとき、魔法使いがいきなり壁からぬうっと現れた「糞デレラよ舞踏会に行きたいのなら行かせてあげる」
「!?」
続く